ニュースで見ました。とても悲しい事故です。
どうしてこんなに悲しい事故が起きてしまったんだろう
本日の記事はこの様な悩みや疑問を解決します。
この記事は事件が発生した、2022年3月19日の翌日である、2022年3月20日に執筆しております。本日現在の情報となりますのでご了承ください。
- この記事を書いている人
免許返納補助ガイド
運転免許の自主返納をサポートしている免許返納補助ガイドです。ご本人の意思を最大限尊重しながら、ご家族の希望に沿う対応を心掛けております。
首都圏はもちろん、全国対応しております。何かが起きてしまう前にベストな選択肢を提供します。
- この事故の概要
- 詳細はまだ発表されていない
- どちらが悪いと断定すべきではない
- 高齢者になっても運転しなければいけない事情
- 悲しい事故は1件でも起きてほしくない
- 高齢者の運転について
- 今後の課題
- 弊社サービスができること
この事故の概要
ニュース記事の引用
多くのニュースが、今回の事故を発表しています。下記は引用です。
4歳男児か、80歳運転の軽乗用車にはねられ死亡…1人で市道横断中 19日午前10時20分頃、千葉県佐倉市上勝田の市道で、歩いて横断していた近くの4歳とみられる男児が軽乗用車にはねられ、搬送先の病院で死亡した。佐倉署は車を運転していた近くの自称農業、小出あき子容疑者(80)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、過失運転致死容疑で調べている。 現場はセンターラインがない直線道路。男児は1人で歩いていたとみられる。
讀賣新聞
女性はなぜ運転していたのか
調べによると、女性は「買い物に行く途中」であったと話しているとの事です。買い物に行くために軽自動車を運転していたものと考えられます。
どの様な状況だったのか
発表されている情報としては以下の通りとなっております。
- 現場は田畑に囲まれて見通しの良い直線道路
- 道路を横断していた子供とぶつかってしまい事故を起こした
見通しの良い直線道路ながら
事故を起こしてしまった原因の究明を待ちたいです。
詳細はまだ発表されていない
上記に記載した以上の詳細は本日現在発表されていません。
- なぜ見通しの良い直線道路で事故が起きたのか
- なぜ4歳の子供が道路を横断していたのか
- 4歳の子供の保護者や監督者はその場にいたのか
- 車はどれほどのスピードが出ていたのか
この様な情報は、まだ発表されていません。
どちらが悪いと断定すべきではない
事故を起こしてしまった80歳の女性については、もちろん事故の責任が問われます。
しかし、それは警察や検察、裁判所の仕事であり、私達一般市民が断片的な情報のみでどちらが悪いと一方的に断定すべきkとではありません。
非常に痛ましい事件である事を考え、どうしたらこのような事故を少しでも防げるか考えていくことが得策かと思います。
高齢者になっても運転しなければならない事情
高齢者にとっては、高齢者になっても「運転しなければならない事情」がある場合が少なくありません。
今回のケースでいえば、80歳の女性は「買い物に行く途中」であったと話しています。あくまでも可能性でしかありませんが、自動車を運転しなければ買い物に行くことが困難である事情があった可能性もあります。
この様な問題は、高齢者であれば運転免許を自主返納すべきという簡単な議論ではなく、行政の対応や、政府の方針等を踏まえて少しずつ解決していくべき難しい議論となります。
悲しい事故は1件でも起きてほしくない
どの様な事情があったにしろ、4歳の尊い命が失われた事実は変わりません。この様な悲しい事故は1件でも起きてほしくないというのが率直な意見です。
高齢者の運転について
空走時間
運転手が危険を察してからブレーキが実際にかかるまでに経過する時間を空走時間と言います。
一般的な空走時間と75歳程度の高齢者の空走時間は次の様な違いがあります。
両者の違いは0.5秒です。この0.5秒という時間差はとても大きいです。
0.5秒って聞くと、とっても短いと思うけどそんなに違うの?
仮に60km/hで走行していた場合、この0.5秒という違いによって、停止距離が8メートル以上長くなってしまいます。8メートルの違いというのはとてつもなく大きいものです。
8メートルも違いがでるのはとても大きいね。この8メートルの違いによって防げる事故もあると思う。
運動能力や判断能力の低下
高齢者は、年齢により運動能力や判断能力が低下している場合もあります。危ない!と感じたとしてもすぐに危険を防止する行動ができない、つまり、すぐに反応できない場合があります。
今後の課題
上記にも記載した通り、今回の様な問題は免許の自主返納だけで解決するものとは言えません。
- 必要に応じた免許更新制度の変更(法改正)
- 高齢者が免許を更新する際の実技試験の実施
- 高齢者の運転はリスクが伴う事の周知
- 高齢者に対する免許自主返納の周知
- 適性検査の再検討
- 免許を返納した後でも容易に買い物や病院に行くことができる様な行政サービスの検討
- 小さい子供を伴う場合の、道路での保護者の役割
とても難しい問題ですが上記の様な事を総合的に検討していく必要があると思います。
上記はあくまでも、議論となる可能性のある点となります。いずれも弊社が肯定、否定しているものではありません。
弊社サービスができること
弊社サービスは下記の様な対応を行っております。
- 高齢者ご本人の意思を最大限尊重
- ご家族の希望に合わせた柔軟な対応
- 運転免許の自主返納を促すと共に、考えるきっかけを提供する
- 何かが起きてしまう前のベストな選択肢
- 「そろそろ免許返そうか」という一言のサポート
下記の内容も合わせてご確認ください。
何かが起きてしまう前に、「そろそろ免許返そうか」と言いにくいい場合、高齢者ご本人の運転が心配な場合に是非とも弊社サービスをご検討ください。
お問い合わせやお申し込みは下記からお願いします。